医療機器を販売するには資格が必要か

医療機器を販売するには資格が必要か

医療機器の販売や賃貸は扱う機器の種類によって許可や届け出が必要です。
販売する機器で申請内容は異なりますが、特定の医療機器を取り扱う場合はいずれかが必要です。
また保守点検や修理などに専門知識が求められる製品は、特別な機器に指定されており、こういった物を取り扱うためためには営業所ごとに管理者資格をもつ人を配置する必要があります。
つまり管理者がいなければ、販売も賃貸もできないということであり、管理者になるには法律に基づいて次のいずれかの条件を満たすことが求められます。
まず医療機器の販売や賃貸に関する業務に3年以上従事した後、厚生労働省令で定める基礎講習を修了した者、次に、先に述べた者と同等以上の知識を経験を有する者です。
具体的には医師や歯科医師、薬剤師、医療機器製造業の責任者資格を有する者など、複数の要件があります。
いずれも医学や薬学に関する専門知識がある者であり、管理者になると毎年、講習を受講する必要があります。

医療機器のメーカーで売上高が多い企業とは

医療機器を扱っているメーカーはたくさんありますが、その中で売上高の多い企業は、専門に扱っているメーカーが上位を占めます。
一般の電気製品を扱っている大手企業が、知名度も高く売上も多いのではと考えがちですが、医療機器に特化した企業が高く、1番の上位はカメラ製品を扱う会社です。
高性能なカメラを製造し販売していてテレビでもコマーシャルを流している有名な会社です。
医療に使用する画像関係の機器は比較的値段が高いので譲位になる傾向があります。
胃や大腸を検査するファイバーがメインで、精度の高いレンズや撮影機器で、検査能力の高い製品を製造販売しています。
次に多いのが家庭で使われる体温計や血圧計を販売している企業で、一つ当たりの単価は安くても広範囲な販売網で高い売上があります。
この他には一般の人にあまり知られていない企業がたくさん上位を占めていて、検査やに用いるキットや測定装置、人工心肺や眼科領域でのレンズ類を扱う所があります。